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2021年04月23日

スポーツクラブデビューの日に予約していたパーソナルトレーナーにすっぽかされ、別のパーソナルトレーナーにトレーニングメニューを作ってもらいスポーツクラブ通いが始まった。2週間が過ぎ、トレーニングメニューを見直してもらおうと再度パーソナルトレーナーを予約したが、予約した日の前日に都合が悪くなったと突然キャンセルされた。そしてキャンセルの電話を貰った翌日に改めて予約の連絡を貰うことになっていたが、1週間経ってもトレーナーからは連絡は無く、その適当な対応に僕は憤り感じそのスポーツクラブを辞めることに。早速、僕はスポーツクラブに出掛けカウンターの中にいた支配人の名札を付けた人に声を掛けた。
「すいません。責任者の方ですか?」
「はい。私が支配人ですが、どうされましたか?」
「お宅の対応があまりにも酷いんで退会したいんですが?」
「えっ、何かありましたか?」
「大ありです。二人のパーソナルトレーナーに予約をすっぽかされ、しかも折り返しの電話もないんです」
「その二人のトレーナーは誰ですか?」
僕は2人の名前を支配人に伝え、経緯を話した。
「そうでしたか。大変申し訳ございません。次は責任感の強いパーソナルトレーナーを付けますので、考え直して頂けませんでしょうか?三度目の正直と言うじゃないですか」
(三度目の正直…ここで使う言葉か…僕はひしひしと怒りが込み上げてきた)
「最初から責任感のあるトレーナーを付けて下さいよ。二度あることは三度あるとも言いますので、きっぱり辞めます。支払った費用を返して下さい!」
「そうですか…。それでは頂戴していました費用は全額お返しいたします。大変申し訳ございませんでした。」

怒りでトレーニング魂に火が付いた僕はその足で、別のスポーツクラブの見学に出掛けた。そこのスタッフは好青年で僕の入会動機を聞いてきた。
「入会の動機は何ですか?」
「実は…。今、そのスポーツクラブを辞めて来たんです。こちらトレーナーは約束を守りますか?」
「うちのトレーナーはしっかりしていますし、予約をすっぽかすなんてあり得ないですよ。今はお得なキャンペーン中で『乗換え割』と言うものがあります」
「乗換え割?まるで携帯電話のショップみたいやね」
僕はその日のうちにそのスポーツクラブに入会しパーソナルトレーナーも予約した。

「よし!心機一転、今まで以上にストイックに体を鍛えてやるぜ~!!」


2021年04月16日

先週からスポーツクラブに通い始め、今のところ毎日出掛け皆勤賞だ。以前、自ら筋トレをやっていた頃と比べるとスポーツクラブのトレーニングは随分疲れる。これは年齢によるものなのか、それともスポーツクラブのマシンを利用するからなのか…。

体の筋肉量など測定し、その数値からパソナルトレーナーの作ったトレーニングメニューは足の筋肉をかなり鍛える内容だった。
「こんなに足ばかりを鍛えると?弛んだお腹も絞りたいんやけど…」
「測定した数値から見ると基礎代謝量が低いので体のエネルギーを上手く燃やすことができない状態です。筋肉量を増やすことで体のエネルギーを燃やしやすい体になり太りにくい体になります。例えるなら燃費の良い日本車ではなく、燃費の悪いアメ車のような体になってもらいたいと思っています」
「燃費の悪いアメ車ね~。シボレーとかカマロみたいな…」
「はい。そして足の筋肉量は体全体の筋肉量の70%を占めていますので、足を鍛えることで体全体の筋肉量を増やせ基礎代謝が上がり脂肪を燃やすことができるんです」
「なるほど…だから足を鍛えるったい」
「足のトレーニングに加えて、体の基本部位をピンポイントで鍛えベースアップしていきます。また食事はタンパク質を意識したものにして下さい。体の筋肉量を増やす筋合成には十分なタンパク質が必要です。市販されているプロテインも有効です」
「タンパク質、肉か…。和食派なんよね~」
「和食でもタンパク質の多いものは沢山あります。大豆もタンパク質が多く含まれていますので、豆腐を使った料理や納豆など非常に良いです。それからトレーニングの後は疲れますので、しっかり休んで次のトレーニングに備えてください」
「以前、自分で筋トレを徹底的にしよったけど、そげん疲れんやったんよ」
「スポーツクラブのマシンは効率よく体を鍛えられますし、私のトレーニングメニューは全て3セット行い有酸素運動もしっかり行うので、かなり疲れると思いますよ」
「…」
「それではやっていきましょう!!」

トレーナーが言ったようにスポーツクラブから戻ると、体は疲れ眠気が襲ってくる。最近では夜の9時を回ると布団に入ってしまう生活だ。
「はぁ~。健康的な生活も疲れるんだなぁ~zzz…」


2021年04月09日

久しぶりに自転車に乗り近所の店に出掛け自転車を降りると、太腿に痛みがあったので直ぐに運動不足だと感じた。事務所で仕事をしていた頃は自転車で通勤していたので多少運動量はあったが、テレワークを始めて2カ月が過ぎQ次郎との散歩だけでは運動量が足りないようで、体力は落ちお腹周りも緩んできた。そこで近所のスポーツクラブに入会しパーソナルトレーナーを予約した。

スポーツクラブデビュー当日は予約したパーソナルトレーナーとの時間まで、別の女性トレーナーが僕の筋肉量や脂肪を測定し施設を案内してくれた。そして施設の案内が終わる頃、その女性トレーナーに無線が入った。彼女は手違いがあり予約していたトレーナーがまだ出社してないと言う。
「えっ、すっぽかされた?」
「いや何かの手違いのようで…」
「僕が電話で予約をした時、そのトレーナー本人が電話に出て予約したんばい。信じられん。忘れとったい…」
「大変申し訳ございません。後ほどそのトレーナーから連絡させますので、改めて時間を調整してもらえませんか?」
「そのトレーナーと会ったこともないし、別にそのトレーナーじゃなくていいんやけど。あなたの今手が空いとるなら、あなたで良かよ」
「私は今から別の方のレッスンが入っていますので…」
「じゃー、僕は今日帰ります」
「後ほど本人から電話させますから、大変申し訳ございませんでした」
彼女はそう言いながら深々と頭を下げた。

その後、呆れたことにすっぽかしたトレーナーから電話は無かった。僕は別のトレーナーを改めて予約するためスポーツクラブに電話を掛けると、電話に出た相手は僕をすっぽかしたトレーナー本人だった。
「あんたすっぽかしておいて電話もよこさんとはどうなっとると?スポーツマンやろ、ちゃんとせんといかんやろ!」
「今日はレッスンが多くてバタバタしてまして…。今、電話を掛けようとしてたんです」
「もうよか。あんたにどうしてもお願いしたいわけでもないし、明日、手の空いたトレーナーはおるね?」

僕は別のトレーナーを予約し翌日スポーツクラブに出掛けた。スポーツクラブで僕を待っていたのは、昨日、深々と頭を下げた女性トレーナーだった。
「昨日は大変申し訳ございませんでした。挽回しようと昨日測定した数値でトレーニングのメニューを作ってきました。直ぐにでもトレーニングに取り掛かれます」
「そーね。そりゃ~ありがたい」
「それでは、張り切って行きましょう!」

彼女はマイナスを取り戻そうと丁寧に指導してくれたので、次回のトレーニングも彼女にお願いすることにした。数カ月もすれば運動不足も解消され、緩んだお腹は引き締まってくるだろう。楽しみだ。


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