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2013年11月29日

普段、事務所のBGMは洋楽が流れている。
先日、ユーミンの「ひこうき雲」が聴きたくなって、ユーミンの40周年記念アルバムを購入した。

僕と若いスタッフは年齢が離れており世代も全く違う。ユーミンなど知らないだろうし、古い音楽などと言われるのではないかと、恐る恐るそのCDをミニコンポへ挿入。ユーミンの懐かしい歌声がスピーカーから流れ始めた。事務所で若いスタッフの視線を気にしながら、何も無かったかのようにデスクに戻り業務を再開。

数曲が流れたあと、「何かユーミンって懐かしくて意外にいいね」と、スタッフに声を掛けると若いスタッフは笑いながら頷いた。
「ユーミン知っているの?」と、尋ねると
「母が好きで聴いていました」、「父が好きだったんで」などと返事が返ってきた。
少しホッとしたものの、スタッフの親と同じ世代なんだとしみじみと感じた(笑)

しかしデビューして40年もシンガーソングライターとして主体的に活動を続けることは大変なことだ。以前、一緒に働いていた人がこんなことを言っていた。
「お得意先の担当が若返っているし、俺のように歳が離れた人間がお得意さんを担当すると、先方も気を遣うだろうし、こっちも体力的に落ちてきているし、そろそろ現場を離れて…」

「彼の命はひこうき雲~♪」こう歌いだしてしまいそうになった(笑)

ユーミンもそう思っているのだろうか?
きっと楽しく仕事しているに違いない。大好きな仕事に年齢は関係ないのだろう。

僕も楽しく好きな仕事を続けよう!

written by マックス

2013年11月22日

先日、ある印刷物を制作するために印刷会社に原稿を廻した。色校正の段階で、こちらが指定している色が思うように出ない。再色校を頼んではみたものの、逆に悪くなる一方。その時、印刷会社の方がこう言った。

「そもそも、この色にする意味があるんですかね?」

その一言にカチンときた。天下の〇〇印刷ともあろうものが…
昨年までその色を出せていたのに、出せないのはお宅の作業現場が悪いんじゃないの?

その印刷会社の担当とは20年ほどの付き合いで、何かある度に私が気をかけ彼を助けてきたと自負している。しかし社内で出世する度に少しずつ態度が変わったような気がする。態度が変わるのはどうでもいいのだが、「そもそも、この色にする意味があるんですか?」とまるで職人気質の無い適当な質問を返すことに妙に腹が立った。

そもそも、その色はお得意先とデザイナーとで綿密に打ち合わせをした色だった。
色を出せないことに対して企業努力もせず「この色にする意味があるんですか?」と、とんでもない一言。お客さん以上に仕事を請け負った企業が妥協を許さず、とことんこだわらないと良い仕事なんかできるわけが無い。

ナーナーな印刷会社と取引するのではなく、うちと同じ考えでお客さま目線にたって仕事をしてくれる印刷会社に変更しようと考えている。

仕事に執着できないのであれば仕事しなければいいのに。

written by 彦之丞(ひこのじょう)

2013年11月15日

見聞を広げることは大切だと思っている。たった一度の人生だし、多くの事や物に触れ体験することで、知識も身に付くし発想も豊かになると思っている。

当日の相撲の桟敷席のチケットが余っていると、お得意先の方から連絡を頂いた。仕事中だったこともあり一先ずはお断りしたものの、当社のスタッフが相撲を見たことがないということだったので、それでは見聞を広げる良い機会だと、そのチケットを頂戴しスタッフを連れて相撲に出かけた。社内研修ということにして早々に会社を出た(笑)

熱燗とつまみを早速購入し桟敷席に向かった。スタッフと熱燗をやりながら相撲を観戦する。相撲観戦が初めてのスタッフは、何やら携帯電話で誰かと話しながら手を振っている。電話が終わり誰に電話していたのか聞いてみると、相撲好きの叔母さんに電話をしていたそうだ。そして叔母に電話をしながらNHKの中継カメラに向かって手を振っていたのである。その後、彼は父親にも電話していた…。
テレビ電話やスカイプで自分の姿を見せればいいものを…。

幕内に入ると、会場内の歓声も少しずつ大きくなる。最近は外国人力士ばかりが活躍しているので、あまり相撲の人気が無いようだ。しかし大物力士の取り組みになると見入ってしまう。取り組みに声まで出てしまう。終盤の横綱の白鵬や日馬富士の取り組みはやはり迫力があった。

その日の取り組みが終わり太鼓の鳴り響く中、相撲会場を後にした。タクシーを待つ客で混雑していたので、タクシーを捜して少し冷えてきた晩秋の夜空の下を少し歩いた。

「研修が終わったから、軽く一杯熱燗でも引っ掛けて帰ろう」(笑)

written by ゴンザレス

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