年が明け宴会が続いている。今週も東京の親しい取引先の先輩が来福し宴会となった。彼は酒豪で宴会では「イッキ飲み」を推奨する。彼一人が自らイッキ飲みをするのであれば良いのだが、宴会に参加している者にもイッキ飲みを勧めるので、厄介な人物なのだ。宴会の参加者の平均年齢は40代後半なので、若い頃と違いイッキ飲みは肉体的にも精神的にもダメージが大きい。
そこで僕は、
「イッキ飲み根絶!!」、「イッキ飲み撲滅!!」、「イッキ飲み断固反対!!」
の言葉をプリントしたハチマキを制作し宴会に参加した。
宴会は順調に盛り上がりビールから日本酒へと移り、先輩の心にイッキ飲みの火が付いた。そして彼が率先してイッキ飲みを始めようとしたその瞬間、僕は用意していたハチマキを周りの参加者に配った。
「それでは今から私がイッキしま~す!」
と先輩がグラスを手に持つと、周りは直ぐにそのハチマキを頭に締め、イッキ飲み反対を訴えた。そのハチマキを見て彼は一瞬怯んだが、彼は妥協することなくイッキ飲みを始めた。
一軒目ではハチマキがあったお陰で、先輩は周りにイッキ飲みを勧めることは無く、犠牲者はでなかった。しかし2軒目では酒の勢いもあり、彼は部下にイッキ飲みを勧め、部下は「イッキ飲み根絶!!」と書いたハチマキを頭に締めたままイッキ飲みをし、ついにダウンして眠ってしまった。
さらに3軒目では先輩はそのハチマキを気に入ったようで、周りの人の目を全く気にすることなく、そのハチマキを頭に締め野獣のようにイッキ飲みをしていた。そして全く別の客にまで酒を勧める始末。今ではイッキ飲みは社会的に問題になりそうだが、僕らの世代では宴席でのひとつの文化だ。その後、宴席も終わり皆無事に帰宅した。
もし、そのハチマキをしたまま路上で潰れている姿を通行人が見ると、イッキ飲みを拒絶し断固反対したにもかかわらず、結局イッキ飲みを勧められ、潰れて眠ってしまったと思うだろう。
なかなか微笑ましい光景だ。
written by ゴンザレス
昨年、東京出張の際に、気に入っていたジャケットを汚してしまった。その日はテレビ番組収録の立会いで都内のボウリング場に出掛けて、どうやらボウリング場のボウルに付いていたグロースのような真っ黒い油汚れが付着したようだ。
汚れは5百円玉より少し大きいサイズで、ジャケットの肘の辺りに付着しており、ティッシュを水に濡らし軽く拭いてみたが、落ちることはなく逆に広がった。
その夜、ホテルに戻ると直ぐにホテルのフロントで汚れを見せ、クリーニングに出してもらった。そのホテルは名の通った一流ホテルなので、汚れは落ちるだろうと期待した。
翌日、ホテルのフロントで仕上がったジャケットを受け取った。
「お客さま、最善を尽くし強い薬剤で汚れを落とす作業をしましたが、これ以上の作業をしますと、ジャケットの生地が痛む恐れがあるので、これ以上の作業はできませんでした」
そう言われジャケットを見ると、汚れは多少薄くはなっていたもののほとんど落ちておらず、僕はがっかりしながら結構な代金を支払った。
福岡に戻りそのジャケットを捨てようかと迷ったが、もう一度染み抜きのできるクリーニング店に出そうとネットで店を探し、あるクリーニング店にジャケットを持ち込んだ。
その店は、お客さんが多く店は繁盛しており、感じの良い数名の女性スタッフが受付をしていた。女性スタッフは僕のジャケットを見ながら、いつ汚れたのか、何が付いたのかと、色々質問し、僕の返事をカルテのような用紙に記入している。汚れた当日にホテルでクリーニングに出したが、汚れが取れなかったことも伝えた。そして彼女は作業スタッフに汚れを見せてくると言い、店の奥にジャケットを持って行き、数分後に戻ってきた。
「この汚れは落ちるようです。お急ぎで無ければ10日ほどお時間をいただきたいのですが?」
僕は頷き、ジャケットを預け伝票を受け取った。これで汚れが落ちなかったら諦めてそのジャケットを処分しようと思った。
2週間ほど過ぎ、覚えの無い電話番号から着信があり、電話に出るとジャケットを出したクリーニング店の女性からで、染み抜きが完了したと言う。翌日、ジャケットを受け取りにクリーニング店に向かった。
「多少、変色したように見えますがいかがですか?」
と言いながら女性スタッフは僕にジャケットを見せてくれた。
「うわ~、落ちてる。凄い!」
汚れは完璧に落ちており、僕は心から感心してしまった。
店の奥から自信に満ち溢れた店のご主人が出てきて、僕に言った。
「シミの98%は取れるんです。殆どのクリーニング店ではシミや汚れを取る研究や工夫をしないんですよ。同業者もお客さんから預かったもので、汚れが落ちずに困ったら、うちに持ち込んで来るんですよ」
支払いを済ませお礼を言って僕は店を出た。ちなみに代金は東京の一流ホテルのクリーニング代の10分の1ほどの金額だった。
プロとは日々研究を重ね、腕を磨き、必ずお客さんの望みを必ず叶えることのできる人を指すのだろう。どんな職業でもその道のプロを目指さなくてはならない。
written by ベルハルト
休みが終わりに近づくと仕事が始まることに憂鬱さを感じるが、仕事始めの朝、冬の凛とした冷たい空気の中を出勤すると、背筋も伸び多少緊張し今年も良い年にしなければと、気が引締まる。出勤するとお得意先への挨拶回りに出かけ一通り挨拶を終えると、職場のスタッフと初詣に出かけ、その後は新年会だ。
もし仕事始めが夏であればこうはいかないだろう…。
蝉が激しく鳴きじゃくり、うだる暑さの中を仕事始めで出勤する。汗だくの中、お得意先の挨拶回りをし、その後初詣に出かけるが、神社には汗だくの参拝客が扇子を扇ぎながら、ハンカチやタオルで汗を拭きながら大勢並んでいる。神社の参道脇の露店ではカキ氷や風鈴、そしてカブトムシが売られている。新年会はビアガーデンでということになり、全く緊張感のない仕事始めになってしまう。考えただけでもおぞましい。新年会で酒を呑み過ぎたのか、新年早々、アホなことを考えてしまった。
昨年くらいから僕の運気は上昇期に入ったので、今年は良い年になることは分かっている。全ては気持ちの持ちようだ。このように例年ポジティブに考えているので、無事に新年を迎える事ができるのかもしれない。
さて今年も僕の目標を掲げてみる。
1. お得意に謝罪で頭を下げることは無く、お礼で頭を下げることの多い一年にする。(昨年は一度失敗して頭を下げた)
2. 株式投資で年利30%を目指す。(今年はトランプ大統領の政策やヨーロッパの選挙などの外的要因で日本経済は紆余曲折するだろう…その厳しい環境の中でも頑張る!)
3. 健康に気をつけて人間ドックに必ず行く。(胃カメラなんか怖くない…)
4. 独学で英語を身につける(先日テレビで、ヨーロッパへ渡ったイスラム難民の人が、半年の独学で英語が話せるようになったと、取材を受けていた。死と隣り合わせの中で生きていると、生きるためどんなことでも短期間で習得できるのだろう)
5. 毎日、旨い食事と旨い酒に囲まれる(なんと言っても僕の最大の楽しみだ!)
あまり多くの目標を掲げても実行できなければ意味が無いので、今年の目標はこの五つにする。結果は今年の年末のブログで!
皆さんも素敵な目標を掲げ、有意義な一年にして下さい。
本年も何卒よろしくお願い致します。
written by SDB-1








