若い頃は随分と暑がりで一晩中エアコンを入れていたが、最近、以前ほど暑がりではなくなり、日中でも扇風機で過ごせるようになった。また食事の量も以前と比べると少なくなった。年齢を重ねると省エネでエコな体になっていくようだ。
エコと言えば、自動社業界では低燃費車が燃費の良さを訴求し、熾烈な競争が繰り広げられている。燃費で不正問題が報じられた三菱自動車は、軽自動車の生産を一旦中止していたが、ボーナス商戦に入る7月1日に販売を再開した。
僕は随分前に三菱自動車の車を乗っていた時期があり、担当の営業マンは爽やかで誠実な方だった。彼とはその後、疎遠になったが元気にしているだろうか。今も三菱のディーラーで営業マンであればあれば、最も辛く苦しい時期だろう。
ディーラーの営業マンは信用がない会社の曰く付きの車を販売しなければならない。ショールームには客が来ないだろうから、カタログなどの販促物を鞄にたくさん詰め、訪問販売をしなければならないだろう。
今期、三菱自動車の軽自動車の販売見通しは、前期5.9万台の半分の2.8万台を見込んでいる。その見込み数字も達成できるのだろうか。
会社の川下の最前線でまじめに仕事に取組んでいた現場の人間は、会社の川上にいる一握りの人間による失敗や不正で戦況が大きく変わる。
梅雨も明け、夏本番。今年の夏は猛暑だ。
営業マンが焼けた地面の蜃気楼の中を汗だくになり歩く姿を想像してしまう。営業で全く売れない商品を売って歩くほど辛いことはない。彼らはこの暑い夏に終わりがないように感じるだろう。
written by マックス
カンボジアのシェムリアップという小さな町の国際空港を夜8時半に出発し、バンコク経由で福岡国際空港に到着したのは翌朝8時半だった。基本的に布団の上でないと眠れない僕は、狭い飛行機のシートで殆ど眠ることはできなかった。
自宅に戻りシャワーを浴び、軽く一杯やった。昼過ぎには眠気が襲ってきたので眠ることに。夕方、寒気を感じ目が覚めた。夏に寒気とは変だと思い熱を測ってみると、38度弱の熱があり、しかも腹の調子が良くない。
「これは何かに当たったな」
とりあえず薬入れにあった抗生剤と整腸剤を飲み、再び横になったものの眠ることはできず、腹痛で何度もトイレに行く始末。結局、翌朝まで20回もトイレに行った。
翌日、内科で診療してもらうと、ウィルスによる食中毒だという。病院で点滴をしてもらい薬を出してもらった。一緒にカンボジアに出かけ、食事の際、同じテーブルだった方に問い合わせてみたが、みんな元気で食中毒になったのは僕だけのようだ。
「何に当たったんだろう。他の人と何が違ったんだろう…」
感染源を突き止めるため、カンボジアに出発した日から時系列に口にしたものを思い出した。食事は基本的にちゃんとしたホテルで取り、火の通ったものを食べ、飲料水はミネラルウォーターを飲んだ。
そういえば、夕食時に同じテーブルを囲んだ人はビール党にワイン党で、僕だけがハイボールを飲んでいた。
「…あっ、氷だ!」
恐らくハイボールに入っていた氷が、現地の水道水で作られたものなのだろう。海外では氷にも気をつけなければならない。
カンボジアから戻って5日になるがまだ治っていない。トイレットペーパーはもう2本使ってしまった。
written by ベルハルト
本日よりボランティアのため、カンボジアに出かける。僕のパスポートにはカンボジアの出入国のスタンプばかりが並んでいる(笑)
お得意先が社会貢献活動のため、カンボジアのある貧しい村に小学校を建設しその村を支援している。当初、お得意先の社長から社会貢献活動を実際に見て理解してほしいので、一度、カンボジアに同行してくれと言われ、参加することに。しかし、なぜか毎年恒例になってしまった。
ちなみに僕はボランティアの精神は微塵もない人間なのだが、毎年、その社長に拉致され、カンボジアで強制労働を強いられている(笑)
毎年、カンボジアでは小学校の卒業式が行われ、その後は小学校の修繕を行う。屋外での作業なので真っ黒に日焼けしてしまい、まるで現地人のようになってしまう。
昨年カンボジアに出かけた時の温度計は40℃を超えていたが、今年は昨年よりさらに暑いようだ。熱中症に気をつけなければならない。
しかしもっと気をつけなければならないことは、世界中で多発しているテロだ。先週はカンボジアからそう遠くないバングラディッシュでもテロが起こり、数人の日本人が殺害された。何も無ければよいのだが、念のために海外旅行保険に加入した。とにかく多くの人が賑わう場所には行かないようにし、リスクを最小限にしなければならない。
真っ黒に日焼けし、事件や事故に巻き込まれることなく、無事にカンボジアから帰ってくると、福岡は梅雨明けしているだろうか?
written by ダニエル