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2018年10月05日

今年は台風が多く発生しており、週末の日本を襲っている。今週末の3連休も台風が日本に近づき、しかも福岡をかすめそうだ。週末の台風なので外出することもできず、自宅で本を読んだり映画を見たりとくつろいでいる。
以前、株式投資に夢中になっている頃は、週末に経済誌や株式投資の本などを読みあさり、翌週の株価などを予想していたが、個別の株式投資は一切止めたので、経済誌や投資関連の本は読まなくなった。先週、日経平均株価はバブル崩壊以降、最高値を付けたが、目先の株価は気にならなくなった。

僕は半年ほど掛けじっくりと引退後の生活設計を考えてみた。もっと若い頃にやっていれば、今頃は随分と気が楽になっていただろう。しかし引退間際に考えようものなら、老後の生活はお先真っ暗に感じるだろう。

ネットなどで老後資金のこと調べると、いい加減な内容のコメントなどが多いので、本などを読み老後資金の情報を纏めると、一般的に老後の生活費は夫婦2人の場合で月28万円ほどの費用が必要だと考えられているようで、65歳で引退し間違えて夫婦ともに95歳まで生きてしまうと、30年間の費用が必要になる。長く生きることも資金の面から考えるとリスクがある。
老後の資金を考えると、月30万円×12か月×30年+予備費(300万円×2人)=1億1,400万円となる。ちなみに予備費は医療費などを追加しており、生活費は1日1万円で多少余裕をもたせている。この数字を見ると狼狽えてしまう。
しかし公的年金が65歳から夫婦2人(妻は専業主婦の場合)で現状の制度で受給すると、月22万円×12か月×30年×0.9=7,128万円となる。ちなみに0.9は税金や社会保険料を引いた金額だ。
老後の資金と公的年金の差額は4,272万円になるが、この数字は持ち家の場合の必要金額で、持ち家でない場合は更に月10万円×12か月×30年=3,600万円の家賃が必要だ。すると持ち家でない場合は7,872万円必要となる。(公的年金制度に大きな改革などがあれば、老後の資金は更にぶれるだろう)
もっとゆとりのある生活を考えると、持ち家でない場合で老後の資金は約1億円程度が必要となる。こんなことを引退間際で慌てて計算し、色々と策を練ってもすでに手遅れだろう。

今週末は台風が襲ってくるので不要不急でない限り外出せず、皆さんも将来について熟考してみてはいかが?

written by アームストロング


2018年09月28日

先週はロケで北海道の旭川に出掛けた。この時期、旭川の日中の気温は20度を切るので涼しく秋を感じるが、早朝は10度を下回るので冬の訪れを感じた。遠くに見える大雪山は僕が旭川に到着した日に雪が降り山頂は雪化粧をしていた。

今回のロケはドローンで広大な花畑を撮影する。ロケ地で地元のドローン撮影のスタッフと合流した。

「ドローンは風速7メートルある日は飛ばせないんですよ。昨日は風があったのでドローンを飛ばせなかったでしょうね。今日は風も無く晴れているので良い具合に撮影できると思います。皆さん運が良いですね」

ドローンの撮影スタッフはそう話した。

早速、80センチほどのドローンを試験的に飛行させてもらった。勢いよく4つのプロペラが回転し砂埃を上げドローンはゆっくりと上空に上昇していく。

「ブ~ン」

まるで巨大なスズメバチが飛んできたかのような大きな音で、僕は少し頭を下げてしまった。ドローンの撮影は2人で行い、一人はドローンの移動をリモコンで操作し、もう一人はVRのアイマスクを顔に付けドローンの飛行指示を出し、ドローンの下に付いたカメラを上下左右にリモコンで動かし撮影する。
僕はドローンでの撮影が初めてだったので、興味津々に色々と質問をした。彼らの使っているドローンは高度150メートルまで上昇することができ、移動は4キロ先まで飛行することができるそうだ。しかしドローンに取り付けたバッテリーは15分しかもたないので、あまり遠くまで飛ばすと帰ってくることができず、途中で不時着してしまうそうだ。ドローンはスタッフが事前に設定したバッテリーの残量になると、その地点に自ら降りてくるようになっているそうで、バッテリーが無くなって突然墜落することはないそうだ。しかし辺鄙な場所に不時着すると探すことが大変で、特にイベント会場や海の上ではバッテリーの残量を気にしながら操縦すると言う。

「ちなみにそのドローンの値段はおいくらぐらいするんですか?」

「これは60万円くらいですね」

「へ~。墜落して壊れると大変ですね」

「そだね~」

どこかで聞いた返事だ。カーリングの女子選手たちが使っていたが、「そだね~」は北海道の方言なのだろうか。

撮影が終わり、ドローンのスタッフにひとつお願いをしてみた。

「すいません。そのVRのアイマスクを付けさせてもらえないですか?」

「いいですよ」

僕はVRのマスクを付けドローンを飛ばしてもらうと、飛行するドローンのカメラから映し出される映像が目の前に広がった。まるで大きなスズメバチになった気分だ。
いつも見ている風景も視点を変えると、見える景色は大きく変わる。きっと視点を変えると世界はもっとおもしろく楽しいのだろう。

written by SDB-1


2018年09月21日

今週は火曜からロケで北海道に出掛けるので、月曜にブログを書いている。毎週、僕が意地になってブログを更新しなくても、世界は何ひとつ変わらないのに(笑)
北海道へはお得意先のポスターの撮影で出掛け、上空よりドローンで広大な大地を撮影するため地震の影響を心配していたが、大きな影響は無かったようでホッとしている。

ところで今読んでいる本は大変面白い。明日からの北海道ロケに持って行き、北海道に向かう飛行機の中で読み終えるつもりだ。本のタイトルは『となりの億万長者』というもので、億万長者とは実際どんな人々なのかを、アメリカ富裕層研究の第一人者が1万人以上の億万長者にインタビューとアンケートを行い、資産や年収、職業、それに消費行動を徹底的に調査しまとめたものだ。インタビューとアンケート結果は驚くべきことに、彼らのほとんどはありふれた職業と家庭を持つ「普通の人々」だった。本の中にこの一節が何度も出てくる。

「牛を一頭も飼ってないのに、大きなカーボーイハットを被って見かけだけは一丁前のカウボーイって奴がたくさんいるんだよね」

この一節は億万長者が調査の中で口にした言葉で、派手な生活を送り見栄を張っているが、資産を持っていない人のことを大きなカーボーイハットを被ったカーボーイに例えている。年収は高くマイホームは高級住宅地にあり、車は外国の高級車。また洋服や時計も高価なものをいつも身に付けているが、実際、現金資産を持っておらず。ほとんどの物をローンで購入している人たちのことを指す。逆に億万長者は地味な生活を送っているが1億円以上の現金資産を持っており、何頭もの牛を所有した牧場主に例えていた。最後にどのような考え方や生き方をすれば億万長者なれるのか、
七つの法則で結論付けている。

1.彼らは収入よりはるかに低い支出で生活しており、驚くほどに倹約家で、余裕資金は投資に回している。

2.彼らは資産形成のために時間、エネルギー、金を効率よく配分しており、投資を他人に任さず自らで行っている。

3.彼らはお金の心配をせず生活できる方が世間体を取り纏うよりも大切と考えている。

4.彼らは社会人になった後、親からの経済的援助を受けたことがない。

5.彼らの子供たちは経済的に自立している。

6.彼らはビジネスチャンスを捕まえるのが上手だ。

7.彼らは自分に無理せず、自分にピッタリな仕事をしている。

せっかく北海道に行くのだから牧場主を訪ねてみよう。億万長者になれる得策を教えてもらえるかもしれない(笑)

written by モンコ


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