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2018年09月07日

現在、お得意先から依頼された来年のカレンダー制作が終盤だ。現段階では祝日が未定の日があり、全国カレンダー出版協同組合のガイドラインに沿って制作している。来年、平成の天皇が退位し新天皇が即位されるため、来年5月以降は年号が変わり祝日も変更される。
来年の祝日で未定の日は天皇の即位や退位の行事が行われる日で、具体的には4月30日の「退位の日」5月1日の「即位の日」、それに祝日に挟まれる可能性のある5月2日10月22日の「即位礼正殿の日」12月23日の「平成の天皇誕生日」だ。4月30日、5月1日、5月2日が祝日になると、来年のゴールデンウィークはなんと10連休になる。
(僕は博多どんたくの仕事があるので例年ゴールデンウィークは連休にはならないが…)

現在、多くの印刷会社が翌年のカレンダーを制作しているので、とっとと政府は来年の祝日を決めれば良いのだが、政府は秋以降の国会で祝日を決めると言う。政府は働き方改革を企業に推し進めるのであれば、未定の祝日を速やかに全て祝日にしても良いのではないだろうか。未定の祝日を全て祝日にすることで誰も困らないだろうし、国民は喜ぶだろう。
祝日が数日増えたとしても企業の生産性に問題は無いし、消費者は行楽や買い物に出掛け、お金を使うので経済にとってプラスだ。また祝日に副業などで所得を増やすこともでき、自分のスキルアップのために祝日を有効活用することもできるので、国民は精神的にも豊かになると思う。
政府は国民や企業からもっと喜ばれる政策を実施するべきではないだろうか。来年の10月からは消費税が上がり、国民は秋以降、閉塞感を抱いてしまうので、少しでも祝日を増やすことで来年が明るく感じるはずだ。

僕もサラリーマンを経験し多くの企業と接し、そこで働いている人を見てきた。日本人はまじめで勤勉、それによく働くと世界から言われているようだが、実際、多くの企業を見渡すと、効率よく働いている人は殆どおらず、逆に働いていない人の方が多いように思える。きっと日本政府関係者や官僚も殆ど働いていないのだろう。もっと祝日を増やしても日本経済に大きなダメージはないはずだ。
「安倍さん、祝日くらいをとっとと決めてもっと祝日を増やしてくれ!」

written by チュグアナ


2018年08月31日

あるお得意から英会話を一緒に習わないかと誘われた。彼とは毎年カンボジアのボランティア活動に出掛けており旅先でも英語が必要だと、お互い痛感していた。彼は週に一度、僕と二人で英語の先生を囲んで指導を受けようと言ったが、週に1度1時間程度の英語のレッスンでは身に付かないと僕は彼に伝えた。

世界一周する夢がある僕は日常の英語は話せるようになりたいと、以前から思っており、どのように英語を学んだら効率よく身に付くか調べることに。
ネットで色々調べてみると、日本に住む英語を教えているアメリカ人女性のブログに辿り着いた。彼女は遠い町の子供たちに週に1度、公民館で英語を教えているそうだが、週に1度のレッスンでは子供たちに英語が身に付かないと思い、どうすれば子供たちの英語が上達するか友人に相談してみたそうだ。するとNHKのラジオ講座が役立つと教えてもらい、自らNHKの英語のラジオ講座を体験すると、その質の高さに驚いたそうだ。そして彼女のブログにはこう書いてあった。

「日本には月に500円のテキストを買うだけで、素晴らしい英語教育を学べる環境があるのに、どうして多くの日本人はNHKのラジオ講座を利用しないの?しかもNHKのラジオ講座はアメリカの日常生活で頻繁に使う言葉で構成されているので、NHKのラジオ講座をマスターするだけで、日常の英会話に不自由することはないわ」
そして彼女は子供たちにレッスンが無いときは、NHKのラジオ講座を聞くことを薦めたそうだ。

「なるほどその手があったか!」
僕は翌日、NHKのラジオ講座を早速聞いてみた。基礎英語1、基礎英語2、基礎英語3、ラジオ英会話…。それぞれが15分の番組で平日の朝6時から放送されている。平日、15分ラジオ講座を勉強すると、なんと年間約65時間の英語レッスンを受けることができることになる。基礎英語1、2、3は中学生が学ぶレベルで、中でも基礎英語3のレベルは高かった。多少見栄もあり、僕は基礎英語3のテキストを購入しレッスンをスタート。
しかし基礎英語3は発音やリスニングは難しく、僕は苦痛を感じてしまった。そこで来月からはワンランク落として基礎英語2に変更しようと、9月のテキストを購入した。

ラジオ講座で英会話のレッスンを始めたとお得意に話すと、彼も興味を持ち、毎朝、レッスンを始めると言う。
「継続は力なり」数年後に英語が話せるようになるか楽しみだ。

written by 彦之丞


2018年08月24日

5月に親父が入院し脳の手術を受け、術後は安定して回復に向かっていたが、肺炎を繰り返しいる。
医師によると肺炎は嚥下障害によるもので、食物や飲料を上手く食道に通すことができず、誤って気管から肺に入れてしまい肺炎を引き起こしていると言う。
そこでリハビリ専門病棟のある病院に移り、言語聴覚士(ST)からリハビリを受けることになった。
言語聴覚士(ST)は、理学療法士・作業療法士などと並ぶリハビリテーションの専門職種のひとつで、言語・コミュニケーション及び摂食嚥下機能を回復させるための療法士だ。

親父はそのリハビリ専門の病院に移り3週間ほど経つがあまり改善は見られず、主治医からは未だ食事の許可は出ていないので鼻から胃に直接管を入れ栄養を採っている。
以前、看護婦だったお袋は親父が入院して1日も欠かさず父の見舞いに出掛けているので、お袋は疲労が溜まり体調も余りすぐれないようで、このままではお袋も倒れてしまいそうだ。

そこで元看護婦さんで介護や医療に詳しくケアマンションを経営する知人に相談すると、その知人はケアマネージャーと一緒に父の入院する病院を訪ねてくれた。
二人は父のリハビリを見学し父の症状を確認すると、田舎のリハビリ病院では医療の技術は進んでおらず、特に父を担当している言語聴覚士(ST)の技術では父の回復は見込めないと言う。
一旦、親父を退院させ介護施設などを上手く利用し、訪問による摂食嚥下機能回復のためのリハビリを受けた方が良いと言う。
更にお袋の体力の衰えを見て母もケアマンションになどに移り負担を減らすべきだとアドバイスされたので、二人に具体的にプランを策定してもらった。そしてその知人が経営するケアマンションで食事を摂れない親父とお袋を受け入れ可能なのか、ケアマンションのスタッフで話し合ってもらった。

数日後、腹をくくってくれた知人から連絡があり、親父とお袋を自らが経営するケアマンションで受け入れ、そのマンションから親父は介護施設を利用し、訪問による摂食嚥下機能回復のリハビリは可能だと連絡があった。
その知人も親父のリハビリをできる限り行ってくれるそうだ。

僕は夏休みを長く取ることができたが、墓参りや親父の見舞い、それに親父とお袋の今後の生活を模索することで、随分と慌しく過ぎて行った。休みより働いている方が楽に思えた。
これから訪れる親の面倒を考えると鬱陶しくも感じるが、少しでも元気で長生きはしてもらいたい。

written by マックス


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