What's NEW
ARCHIVE
2022年03月04日

戦争が続いた暗黒の20世紀を世界は反省し平和を望む21世紀に入ったが、また世界に暗雲が立ち込めている。

プーチン大統領は禁断の核兵器を口にロシア軍をウクライナに侵攻させた。当初、プーチン大統領は小国のウクライナが直ぐに降伏しウクライナを掌握できると予想していたようだが、その予想は大きく外れた。
アメリカの情報機関は「ロシア軍がウクライナに侵攻した場合に首都キエフは2日で陥落する」と分析していたが、ウクライナのゼレンスキー大統領は勇敢に国民の先頭に立ち徹底抗戦を呼びかけ、ウクライナ国民は武器を持って立ち上がりロシア軍に激しく抵抗している。ロシア軍がウクライナに侵攻して1週間経つが首都キエフは未だ陥落しておらず、ロシア軍は苦戦している。
また欧米はロシアがウクライナに侵攻すると直ちにウクライナ支援を表明し、ウクライナへの武器の供給を始め、ロシアへの経済制裁を発表した。大手銀行国際決済システムのスイフト(SWIFT)からロシアを締め出し、ロシア機のEU領空の飛行も禁止した。ロシアは金融と物流の流れを遮断され世界から孤立を深め、ロシア通貨のルーブルが急落しロシア国内でインフレが加速している。
さらにロシア国内では「兄弟国家」と呼ばれるウクライナと全面的に戦うことに反発する国民が多く、反戦デモが国内で拡大しプーチン大統領への批判が高まり約6,000人のロシア市民が拘束された。これはプーチン大統領の苛立ちと焦りからなのだろう。

いつの時代も間違った指導者に権力が集中すると、その指導者の偏った思想が肯定され、反対の思想は弾圧され抑え込まれる。またその指導者は権力を維持するために暴君となり世界を混乱に陥れる。
暗雲が立ち込める今、大切なことは世界中の人が多様性を受け入れ大きな心で地球と共存していくことだ。自然界では動物も植物も多様性を受け入れ共存している。

学生の頃、アメリカでホームステイをしたことがある。
ホストファミリーが僕を大自然の中のキャンプに連れて行ってくれた。雄大な自然の中でホストファミリーとBBQを楽しんでいる時、ホストファミリーのパパが僕にこう言った。
「Have a big heart like great nature!」


2022年02月25日

今週、プーチン大統領はウクライナへの攻撃を選択し、軍をウクライナへ侵攻させた。この選択は将来どんな結果を招くのだろう。多くの人はプーチン大統領のように世界規模での大きな選択をするわけではないが、毎日、選択の連続の中で生きている。

2月26日は以前、僕が勤めていた会社が倒産した日だ。その日の朝、僕はいつものように支社に出勤し席に着くと、上司から本社からの指示で全員午前中は外出せずに事務所で待機するように言われた。
「何かあったんですか?お得意とアポが入ってるんですよ!」
「本社から指示だ。何か重大な発表があるようだ」
「何の発表ですか?」
「…」
上司はそれ以上何も語らなかった。僕は仕方なくお得意に連絡し、その日のアポイントを急遽キャンセルした。半年ほど前から勤めていた会社の経営状況が良くないと耳にしていたので、本社の発表内容を僕は推測できた。

昼前に本社からFAX送られてきた。FAXの内容は社長から社員への通達で、上司がその内容を読み上げた。
「本日をもって全社員を解雇する」
社長は会社の破産申請を選択し、午後に裁判所に出掛け破産申請手続きを始めた。その後、どこで知ったのか多くの取引先が事務所に押しかけ、僕等に状況説明を求めてきた。またリース業者が事務所に押しかけリースしていた備品や什器に差し押さえ、リースしていた3台の社用車を持ち去った。
それ以降、解雇された社員はそれぞれ人生で大きな選択をする。

人は日常の中での些細な出来事から、人生のターニングポイントになるような大きな出来事まで常に選択を繰り返し生きており、その連続する選択で人生は大きく変化する。一方、人は大きな選択をすることで変化することも恐れてしまう。

数年前、倒産後に再就職を選択した後輩と酒を飲んでいると、彼はこう言った。
「あの時、再就職せず独立を選択していれば、今とは随分違っていたのかもしれません…」
「今からでも独立は遅くないんじゃないの?」
彼は今も独立することを選択せずに働いている。


2022年02月18日

今週、福岡でもうっすらと雪が積もり寒い日が続いているが、北陸では春一番が吹いたようで春の気配を感じさせる。僕の頭も年齢とともに髪が薄くなり枯れ野のようになってきたが、昨年の11月からリアップを使用し、今では少しずつ髪にハリとコシが戻り新しい髪の毛が芽吹き始めた。初夏の頃には僕の頭も夏草のように増えているだろう(笑)

ところで極寒の大国であるロシアは大きな軍隊をウクライナ国境に進め、ウクライナとの間で緊張が高まっている。なぜロシアはここまで強硬なのだろうか。先日、YouTubeで「ロシアの論理で読み解くウクライナ危機」と言う動画を見ると、ロシアの強硬な姿勢が良く理解できた。
ロシアの歴史は悲しいものでロシアは幾度となくヨーロッパ西側諸国から侵略された過去があり、そのことがトラウマになっていると言う。
まず1,800年代初頭にナポレオンが大軍でロシアに侵攻しモスクワは陥落したが、ロシアは「冬将軍」と言われる厳しい冬を味方に付け必死に抵抗しナポレオンから祖国を守った。そして第一次、第二次世界大戦ではドイツがロシアに侵攻し、国が滅ぶ寸前の戦いが繰り広げられたが、この戦いでもロシアは必死に戦い祖国を守った。第二次世界大戦で日本人の死者は兵士と民間人を合わせて約300万だったのに対し、ロシアとドイツ(ナチス)との戦いでは兵士と民間人を合わせてなんと約2,700万人のロシア人が命を落としたと言う。そのドイツ(ナチス)との戦いの主戦場はウクライナで、その地でナチスを打ち破り祖国を守ったという意識がロシア国民には非常に強い。またヨーロッパ西側諸国からの侵略はいつもウクライナから攻め込まれており、ロシアは緩衝地帯のウクライナが必要だと考えていると言う。
その後、ロシア(旧ソ連)はアメリカやヨーロッパ西側諸国と対立したが、冷戦が終結しアメリカやヨーロッパ西側諸国と和解する際に、当時のロシア(旧ソ連)の最高指導者であるゴルバチョフはNATOがこれ以上、ヨーロッパ東側に拡大はしないように約束したと言う。

日本も含め世界の多くのメディアはロシアがウクライナに一方的に攻め侵略しているように報道しているが、逆にロシアの視点で考えるとロシアの真意が見えてくる。今の時代は簡単にメディアやネットから情報を得ることができるが、その情報は偏ったものが多くフェイクニュースも含まれるので真実を見失ってしまう。常に大局的に世界を見る目を養い、真実を知ることが必要だ。

あと数週間すれば日本の各地で春一番が吹き、心待ちにした春が訪れる。早く殺伐とした季節が終わり、平和で希望溢れる季節が訪れて欲しい。


What's NEW
ARCHIVE