仕事を進める上でトラブルはつきものだ。取引先の大手印刷会社の担当者の話だが、大型の案件を進める中で大きな問題を抱えてしまった。
その案件は納品日が確定されており、スケジュールがかなりタイトなものだった。更にお客さんが印刷数量を確定することに時間がかかっていたので、彼は用紙メーカーに用紙の手配ができずにいた。
今回の印刷用紙は当初から特殊な用紙に印刷することが決まっていた。彼はそのことを理解していたし、今月は大型連休があることも十分理解していた。そこで彼は納期に間に合わせるため、お客さんに印刷数量を確定してもらう最終日を伝えた。
そしてお客さんはその約束を守り、彼に確定した印刷数量を伝え発注となった。
その後、彼に予想もしないトラブルに襲った。
用紙メーカーに用紙を発注したが、用紙は特殊なものなので利用頻度が少なく、メーカーには発注された数量の3分の1程度の在庫しかなった。そしてメーカーが急いで用紙を製造しても決まった納品日に間に合わないことが判明した…
「ぎゃ~」
彼は真っ青になった。彼は途方にくれて上司に報告した。
「ぎゃ~」
上司も真っ青になった。
そして上司と担当の彼はお客さんのところへ謝罪に行くことに。
お客さんはその話を聞きこう言った。
「お宅のような大企業が用紙メーカーに影響力がないの?しかもお宅のトップが用紙メーカーにしっかり交渉や緊急製造の要請をしたの?そしてやること全てやったの?」
そう言われて二人は渋々引き上げて言った。
数日後、印刷会社のその上司はお客さんに電話しこう伝えた。
「用紙は何とか工面しました。あの話は忘れてください」
どうも大企業になるとトラブルが起こると解決に向けて東奔西走せず、簡単に諦めてしまうようだ。そして彼はお客さんに最後にこう言った。
「忘れていた若い頃に味わった達成感があります!」
「…」
だったら最初からやれよ!
written by モンコ
日経新聞の毎週月曜日に「景気指標」と題し一面一杯に数字が掲載されている。そのページを毎週しっかり読むと日本と世界の経済が見えてくる。GDP、日銀短観、鉱工業指数、公共工事請負金額、消費支出…。僕は株式投資のために目を通しているのだが、経営者はもちろん頂点を目指すビジネスマンなどは必ず目を通すべきだ。
アメリカのGDPは世界の約25%でそのGDPのうち約70%がアメリカの個人消費によって支えられている。つまりアメリカの個人消費が世界のGDPの約18%になる。まさにアメリカは世界経済を牽引する機関車だ。
アメリカという国は単純でストレートな国のようで、景気は経済指標にすぐに表れる。アメリカの企業は業績が悪くなると、直ぐに社員をレイオフし雇用者数を減らすので、その数字が直ぐに経済指標の失業率と非農業部門の雇用増減数に表れる。
またアメリカ人は景気が良いとやたらと車を買い替え、住宅を購入したがるので、経済指標の自動車販売数と住宅着工数に表れる。そして彼らは住宅を購入し持ち家の価格が上がると、自宅を担保にお金を借りてレジャーや消費にまわすので当然GDPに表れる。
先日発表されたアメリカの雇用統計、非農業部門の数字が予想した数字より下回っていた。報道ではアメリカは利上げに踏み切れないと騒いでいる。来週にはその答えは出るだろう。
僕も数字に自信はなかったが、ある公認会計士の方との出会いが僕の人生に変化をもたらした。その彼が僕によく言っていた。
「数字を取り入れて話したほうが信頼される。そして数字は嘘をつかない」
(東芝の決算の数字はでたらめで嘘ばっかりだったが…)
とにかく常日頃からしっかり意識して数字に接していないと、世界経済からはみ出してしまうことになる。
written by マックス
早いもので9月になった。朝晩、急に涼しくなり秋を感じる。
自然の中の多くの植物は春に芽吹き夏に大きく成長し、そして実を付け収穫の秋を迎える。
人生を80歳と仮定し4つの季節に分けると、生まれて20歳までは春。20歳から40歳までは夏。40歳から60歳は秋となり60歳から80歳は冬となる。
そう考えると40歳くらいまでの夏の時期までの努力が、その後の人生を大きく左右するのだろう。40歳を過ぎ人生の季節が秋に移ると実りをしっかり収穫し、残りの人生のために蓄える時期になってしまう。
今、夏の時期にいる人は命一杯に動き回り走り回り活動しなければならない。
若さは身体を動かすことが苦にならないし、例え失敗してもポジティブに考えるこができる。だからこの時期は多くの人と出会い、多くの人から知恵や知識を授かり自分を成長させなければならない。また若い時分は集中力も高いので知識を吸収することも早い。40歳まで全力で走ることができれば、意外にその後はその惰性で進んでいけるように思える。しかし夏の時期を命一杯活動し人生が秋になったからといって手を抜いてはならない。
東京オリンピックのエンブレムの制作者は自らの収穫の秋に手を抜いてしまった。彼がエンブレムをコピペしたのか実際はわからないが、手を抜いたことで今まで築き上げてきた実績と信頼を全て失ってしまっただろう。彼はこの時期にたくさんの実りを収穫し、いずれ訪れる冬に備えなければならなかった…。
実り秋、しっかり収穫しなければならない。
収穫作業の後のビールは旨いだろうなぁ~
written by ゴンザレス








