現代人は寝ているとき以外は多くの広告に晒されている。
家ではテレビ、ラジオ、新聞、インターネット。外出すれば屋外サイン、それに電車やバスにも広告が溢れている。広告会社は儲けのために、そして広告主は自社商品をより多く販売しようと広告枠を奪い合っている。そこまでして常時、消費者を洗脳しなければならないのだろうか。僕も同じ業界に身を置いているものの、冷静に考えるとおぞましい。
商品に個性があり完成度が高ければ広告をしなくても良いのではないだろうか。広告を大量に出稿している企業の商品は個性が無く、商品のアイデンティティが乏しくコモディティ化しているものが多い。広告を考える前に商品を深く考え、その商品に発信力を持たせるべきではないだろうか。
広告を投下せずに売れている商品は独自性があり、他の商品では代用がきかない。また商品力があるので顧客の満足度は非常に高い。そしてその企業で働く従業員は、その商品の大ファンであり愛社精神が強く商品知識も豊富だ。彼らは自ら喜んでその企業や商品を社会に発信する。その情報は身近な家族や友人に広がり、その後、大きなサークルを形成し社会に伝播されていく。
そのような企業では良い企業風土が育まれ、更に高い理想を追求する企業へと進化していく。良い企業風土は人手不足の時期でも人員確保が容易だ。
まさに企業と従業員、そして社会との良いサイクルを生み出している。
広告に頼りすぎている多くの企業はもう少し原点に立ち返り、この正しいサイクルを見直すべきではないだろうか?
広告は良薬として副作用無く利用しなければならない。
良薬でも使い続けると効果が薄れ、更に強い劇薬を使わなければならない。劇薬もまた使い続けると効果は薄れてしまう。そしてついには麻薬に手を出してしまうことに。
そして麻薬中毒のその先に待っているものは…先日、逮捕された元プロ野球選手のように、いずれ我が身を滅ぼしてしまう。
written by マックス
先日、久しぶりに親しい取引先の方と会った。彼は今よりも活躍できる場所を求め次のフィールドを模索していると言う。また僕の義理の弟も新天地を求めて転職の口を探すという。
どちらも良い齢だが家族のため、また長くなった寿命を生きていくため、より良い未来を予想し新たなステージを探している。もし二人とも新たに選択した未来が間違っていたとしても、今の時期は人手不足で求人倍率も高いので、仕事を選ばなければ比較的簡単に職は見つかるだろ。
僕の場合は、彼らと違い勤めていた会社が突然倒産していまい、外部要因で新たな未来を探すことになってしまった。大学を卒業し社会に出た頃にこんな未来が訪れるなんて全く予想していなかった。まさにびっくりポンだ(笑)
ドリカムの歌に「未来予想図」と言う幸せなものがある。しかし素敵な未来を予想し描いても、その通りの人生にならない人の方がはるかに多い。
4月になると新社会人の姿を多く目にする。当然、肌つやも違うが、馴染まないスーツ姿を見るとすぐに新入社員と分かる。彼らもそれぞれが輝く未来予想図を描き社会に飛びだした。しかし殆どが描いた未来予想図の通りにはならないだろう。
もし未来予想図が描いたものと異なっていたら、新たに未来予想図を描き直せば良いのだが、未来予想図を描くときは輝くものを描かなければならない。未来予想図を描けなくなってしまったり、描いた未来予想図が現実とギャップが無いものになってしまうと、人生はつまらなく悲しいものになってしまう。
今のところ僕の描く未来予想図は楽しいものだ(笑)
written by ゴンザレス
野田前首相と安部首相の国会でのやり取りをテレビで見たが、安部首相の答弁にはがっかりした。逆に野田前首相には感心した。
野田前首相は腰を据え、ゆっくりと誠実にジョークを交えながら話をしていた。そして安部首相は野田前首相の質問に右往左往しながら、全くまともな回答ができていなかった。各党の方針や政策から離れて、野田前首相は信用できる人物だと好感が持てた。
付き合いで政治家などの講演会やパーティーに参加することがある。殆どの政治家が自分の活動を自ら評価し、自分の手柄の話をしている。そして中には多くの人に尊敬され支持されていると自画自賛している人までいる。しかし野田前首相は政治家というよりもまず人として謙虚に誠実に話をしていた。
「会社や商品ではなく、まず自分を売れ!」
営業になりたての頃、上司や先輩から良く言われた言葉だ。若い頃はピンとこなかったが、営業経験を重ねるうちに理解できるようになった。いくら大企業で商品力があっても、営業マンが何の変哲も無く、しかも不誠実で信頼できないのであれば、その商品を購入したくないものだ。
政治家も営業もまずは人間としての魅力が大切だ。
まずは誠実で謙虚であり、更には豊富な経験と知識を持ち合わせた魅力的な人間でなければならない。
どうしても僕には安部首相がお坊ちゃまで、口だけが達者な軽い人間に見えてしまう。
written by マックス








