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2023年12月15日

先週、運転免許の更新に出掛けた。若い頃は随分違反したので、免許更新は3年に1度だったが、今は違反をすることもなくゴールド免許なので更新は5年に1度だ。5年前に更新した免許証の写真はボタンダウンのシャツを着て撮影したが、襟先のボタンの穴にシャツの一番上のボタンを間違えて留めていたので、5年間、間抜けな写真だった。しかしどうしてこんなに免許証の写真写りは悪いのだろうか?今回、更新した免許証の写真を見るとあまり人相が良くなかったので、次回は笑って写ってみよう。

新型コロナウィルスの影響なのか、ゴールド免許の更新センターは完全予約制になっており、免許更新の案内ハガキに掲載されているQRコードをスマホで読み取り、ネットで氏名や生年月日など必要事項を入力し予約する。予約が終わると新たに予約した内容がQRコードで表示され、そのQRコードをスマホに保存する。

当日、免許の更新センターに出掛けると、入口でスマホに保存したQRコードをリーダーにかざし、今の免許証を差し込む機械があるので、そこに免許証を差し込むと、横にあるプリンターから新しい免許証に記載される内容が印刷されて出力される。その内容を確認し問題がなければ、視力検査へ進み、その後、写真を撮り安全講習を受ける。ゴールド免許の人は30分の講習を受け、更新された新しい免許証を貰い終了だ。免許更新の所要時間は講習を合わせて約1時間弱だった。

今の若い子には考えられないだろうが、昔の免許更新は申込用紙に自ら氏名や住所など記載して手続きを行っていた。申込用紙は自ら手書きしても構わないが、その内容が運転免許証に手書きのまま記載されることなる。また申込用紙を書き間違えると、一からやり直すことになり面倒なので、免許更新場の周辺に軒を連ねていた代書屋さんを多くの人が利用していた。代書屋さんは有料で申込用紙にタイプで文字を打ってくれるので、間違えることも無かった。僕は毎回、代書屋さんを利用していたので、今まで一度も手書きの免許証を持ったことはない。今、思うと、1度くらい手書きの免許証を持ってみたい気もする。

そして更新手続きが終わると違反の多かった僕は毎回2時間にも及ぶ講習を受けていたので、免許更新には半日ほど掛かっていた。ところで今でもの免許所更新場の周りには多くの代書屋さんがあるのだろうか…。

今の時代はデジタル化が進み全てのことがスピーディーで、昔のように時間を弄ぶことは無くなった。ひょっとすると、近い将来、全ての車が自動運転になり免許証すら必要なくなるのかもしれない。


2023年12月08日

アメリカでは新型コロナウィルスの終息とともに支援金は打ち切られ、アメリカ人の経済状況は急速に悪化しているという。可処分所得に占める個人貯蓄率は2020年4月に32%に達していたが、今年の9月には3.4%にまで落ち込み貯金の減少が著しい。アメリカの世帯平均貯蓄額は41,600ドル(日本円で約600万円)だが、これは一部の富裕層によって引き上げられた数字で、中央値は5,300ドル(日本円で約76万円)だ。今、アメリカは景気の後退局面にさしかかっており、貯金が全くない人の割合が成人の約10%(2,500万人)に達するという。アメリカは世界経済を牽引しておりアメリカがくしゃみをすると、日本はもちろん世界中が風邪を引いてしまうと言われるが、このまま日本も景気の後退局面に向かうのだろうか?

現状の日本経済は物価高により消費マインドは多少冷え込んでいるようだが、内需回復に対する期待は高く、特に旅行などインバウンド関連の業況改善が進んでいる。また賃金上昇率は約30年ぶりの高い伸びとなるなど所得改善が期待されている。JTBの発表では今年のゴールデンウィークの国内旅行者数は約2,450万人にのぼり、平均費用は3.48万円で総旅行消費額はコロナ禍前の水準まで回復しているという。また夏休み期間(7月15日~8月末)に国内旅行に出掛けた人の数は7,250万人と、新型コロナの感染拡大前の2019年と同水準まで回復し、平均費用は4万円だという。(本当にそんなに多くの人が旅行に出掛けたのだろうか少し疑問だが…?)このような話を聞くと日本経済では内需が回復することで、米国がくしゃみをしても、日本は風邪を引かずに済むかもしれない。

来年は「辰年」で龍が天空に向かって飛ぶ姿を年賀状に描いているが、一体どんな年になるのだろうか?2024年は「十干十二支」でいうと、41番目にあたる「甲辰(きのえたつ)」の年にあたるそうだ。「甲」は十干の始まりにあたり、生命や物事の始まりを意味しており、「辰」は草木が伸長し、形が整い、活気にあふれている様子を表すという。干支から来年を占うと「甲」と「辰」の合わさる「甲辰」の年は、これからの成長をさらに形作っていく年だといえる。また十二支の中で辰だけが架空の生き物だが、古代中国では実在すると考えられており、権力の象徴で縁起の良い動物とされている。そして辰年は景気が良くなるといわれ、株式相場の格言として「戌亥の借金、辰巳で返せ」と言い表される。戌年や亥年は株価が下がるが、辰年・巳年は株価が上がりやすく、戌亥年でできた借金も、辰巳年で返せるそうだ。

いずれにしても来る2024年は長引いている戦争は終わり平和が訪れ、世界経済は龍のように上昇し皆にとって幸せな1年になってほしい。


2023年12月01日

日増しに気温は下がり今年も残すところ1カ月となった。福岡の大通りに並ぶ銀杏はどれも黄色に染まり、天気の良い日は銀杏の葉が黄金に輝く。もう直ぐ、銀杏の葉は全て落ちてしまい、寒い冬が訪れる。

2週間前、風呂で転び足の股関節の骨にひびが入ったお袋を病院に送っていると、街路樹の銀杏を見てお袋が言う。

「うわ~、綺麗やね~。昔、お父さんと一緒に紅葉狩り行ったことを思い出すね~。とにかく綺麗やった~」

「お袋の足も少し落ち着いてきたけん、葉が落ちてしまう前に紅葉狩りに行こうか?」

「いいね~。行こう、行こう!」

冬が近づき紅葉は待ってくれないので、少し歩けるようになったお袋を連れて紅葉の名所に出掛けた。平日だったが見物客で混雑し、駐車場から紅葉スポットまで距離もあったので、疲れたお袋は「疲れた~。もう紅葉狩りには行かん」と機嫌が優れない。

ところで、紅葉見物を「紅葉狩り」と言う。日本人はまるで狩猟民族のように、やたらと「狩り」という言葉を使う。「潮干狩り」、「苺狩り」、「ブドウ狩り」、「梨狩り」、「キノコ狩り」、「ホタル狩り」、「桜狩り」、「紅葉(もみじ)狩り」…。

動詞の「狩る」には「花や草木などを探し観賞する」という意味がある。「狩り」が草花などを観賞する意味で使われるようになったのは諸説あるようだが、平安時代の貴族と関係しているそうだ。当時の貴族は歩くことを下品と考えていたようで、外出する時は牛車(ぎっしゃ)に乗って出掛けていた。しかし当時は今のように道路が整備されておらず、牛車に登って細く険しい山道を登り紅葉を見に出掛けることはできなかった。そこで紅葉見物で山野に歩いて出掛けることを「狩り」に見立てるようになった。当時、歩いて狩猟に出掛けることは極当然のことで下品ではなかったそうだ。

後に、貴族の間だけで楽しまれていた「紅葉狩り」が庶民に広がり、紅葉を楽しむ文化は今も受け継がれている。しかし貴族はどうしてこうもプライドが高いのだろうか。素直に「紅葉が奇麗なので歩いて山に出掛けよう」そう言えば良いものを…。

「紅葉狩り」の帰りに疲れて機嫌の悪いお袋と天ぷらを食べると、お袋は「美味しい、美味しい」と機嫌が良くなった。まさに「花より団子」だ。今週末、福岡の紅葉は見頃でピークを迎える。少し足を延ばして「紅葉狩り」に出掛けて短かった秋を満喫してみては?


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