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2016年03月04日

先日、久しぶりに親しい取引先の方と会った。彼は今よりも活躍できる場所を求め次のフィールドを模索していると言う。また僕の義理の弟も新天地を求めて転職の口を探すという。
どちらも良い齢だが家族のため、また長くなった寿命を生きていくため、より良い未来を予想し新たなステージを探している。もし二人とも新たに選択した未来が間違っていたとしても、今の時期は人手不足で求人倍率も高いので、仕事を選ばなければ比較的簡単に職は見つかるだろ。

僕の場合は、彼らと違い勤めていた会社が突然倒産していまい、外部要因で新たな未来を探すことになってしまった。大学を卒業し社会に出た頃にこんな未来が訪れるなんて全く予想していなかった。まさにびっくりポンだ(笑)
ドリカムの歌に「未来予想図」と言う幸せなものがある。しかし素敵な未来を予想し描いても、その通りの人生にならない人の方がはるかに多い。

4月になると新社会人の姿を多く目にする。当然、肌つやも違うが、馴染まないスーツ姿を見るとすぐに新入社員と分かる。彼らもそれぞれが輝く未来予想図を描き社会に飛びだした。しかし殆どが描いた未来予想図の通りにはならないだろう。

もし未来予想図が描いたものと異なっていたら、新たに未来予想図を描き直せば良いのだが、未来予想図を描くときは輝くものを描かなければならない。未来予想図を描けなくなってしまったり、描いた未来予想図が現実とギャップが無いものになってしまうと、人生はつまらなく悲しいものになってしまう。

今のところ僕の描く未来予想図は楽しいものだ(笑)

written by ゴンザレス

2016年02月19日

大量生産、大量消費の時代は企業が多くの消費者に大量のマス広告を出稿することで売上げを拡大することができた。しかし現在では多くの物が溢れ、多くの商品がコモディティー化し売れない時代になった。またインターネットの台頭によりマスの時代が崩れている。

消費者はマスというひとつの塊から個人へと変化し、自分の趣向やニーズに合った物や情報をインターネットから容易に入手することができるようになった。そして彼らが入手した商品や情報は再びインターネットを介して拡散していく。更に個人でもインターネットで容易に物を販売することができるようになった。

物が売れない時代で成長戦略を掲げる多くの企業は、今まで生きていた領域を飛び出し、業種という垣根を越えて今では多くの企業の住み分けは無くなってきた。酒メーカーが健康食品を、写真フィルムメーカーが化粧品を、そしてコンビ二が電気を販売する時代だ。また個人もアイデアひとつでインターネットを利用し物を販売しており、まさに三つ巴戦の時代だ。そしてこの流れはひとつの国だけで起きているのではなく、国境を越え全世界で起きている。大企業ですら生き残ることが難しい時代だ。

これからは未来に集中し想像を巡らせ生きていくことが重要で、近視眼的に周りを見ても何も見えない。まず俯瞰で広く世界を見渡し、溢れる情報の中から必要な情報をキャッチし、更にその情報を深く掘り下げていかなければならない。そして最も大切なことは深く掘り下げた情報から未来をイメージし、そのイメージに敏感に対応しなければならない。

もう直ぐ卒業シーズンだ。卒業する若者はポジティブに想像力を掻き立て未来をイメージし、柔軟な思考で次のステージへ飛び出して欲しい。

何だか偉そうなことを書いているなぁ。
先日、同級生がやっている店で一杯やった。その店には僕らの卒業アルバムが置いてある。当時の僕の姿を見ると、何も考えてなかったように思えた(笑)

written by マックス

2016年02月12日

先日、随分若い頃からお世話になっている理髪店に出かけた。この理髪店は小さな店で年配の夫婦が切り盛りしている。
最近は男性も美容室で髪をカットする人が増えたことや、ディスカウントの理髪店が増えたことで店は暇になったそうで、唯一忙しい日は年金支給日だそうだ。

僕がこの理髪店を利用する理由は、仕事が丁寧で特に顔剃りが特に気持ちが良い。熱々のタオルを顔一杯に広げ、その後、ゆっくり丁寧に顔剃りをしてくれる。また顔剃りの後に首から肩、腕と丁寧にマッサージしてくれる。僕は随分前からこの理髪店では支払ったお釣りをチップとして渡しているので、マッサージの時間は他の客より長いようだ。

ご主人は理髪店の仕事は指先を良く使うのでボケない職業だと言うが、ご主人は年齢のせいか、少し手が震えているように見える。耳の周りのカットや顔剃りは多少緊張するようになった。たまに尖った鋏の先がチクリときたりする(笑)しかも以前より指の力が衰えたのか、マッサージの指圧の力が弱くなったように感じる。

ただ、このところ特に気になるのが毎回散髪の料金が異なる事だ。僕は散髪後に洗髪をしない。この店には料金表はあるが、洗髪抜きの料金が掲載されていないので、僕は請求された金額を言われたままに支払っている。請求金額は高いときもあれば、安いときもある。
ご主人も奥さんも少しボケてきたのだろうか…。
しかし耳を切り落とされたとか、顔剃りの時に眉をそり落とされたなどの噂を耳にしていないので今のところ大丈夫だろう(笑)

しかしボケたご主人がやっている理髪店を想像するとゾ~っとする。

written by モンコ

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