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2025年02月07日

立春が過ぎ、暦の上では春になったが、今週は今季一番の寒気が流れ込み、福岡でも最高気温が3℃前後と、まるで冷蔵庫の中にいるような寒さが続いた。積雪を期待していたが、結局、雪は積もらなかった。僕が子供の頃には福岡でも雪は積もっていたのだが…。

ところで立春の前日は「節分」で四季を分ける節目にあたる。「節分」は季節を分ける「雑節」で、本来は各季節の始まりである「立春」・「立夏」・「立秋」・「立冬」の前日を指す。「雑節」とは日本人の生活や文化、季節の移り変わりを基に生まれた日本独自の特別な日で、農作業に合わせた季節や気候の移り変わりを示す目安の日だ。しかし現在は正月に近く、春は年度替わりを指すことから「立春」の前日だけが、「節分の日」として残った。「節分の日」は2月3日と認識している人が多いが、今年の「節分の日」は2月2日に動いた。なぜ「節分の日」が動いたのだろうか?「節分の日」が動くのは「立春」が動くため、その前日に当たる「節分の日」も揃って動くからだ。

そもそも現在の日付・時刻は、地球が太陽の周りを一周する時間を「1年」とし、1年の日数を365日と決めている。しかし地球が太陽を一周する日数はぴったり365日ではなく、およそ365.2422日で365日と6時間弱と1年より微妙に長い。そのため「立春」の基準となる「立春点(太陽の軌道315度の位置)」は年々遅くなり、4年経つとその累計はほぼ1日になるそうだ。そこで1日増やし「うるう年」を作ることで、季節と日付がずれないように日付・時刻を調整し、このずれを補正している。

しかし地球が太陽を一周する日数は365日+6時間弱という端数があるため、「うるう年」で1日を補正すると、逆に日付・時刻が約45分遅れてしまい、この約45分の日付・時刻の遅れは「うるう年」のたびに溜まり、400年で約3日分増えてしまう。そのため「うるう年」を400年間に3回減らし、日付・時刻の遅れ補正するので「立春」の日付は動き、その前日に当たる「節分」も同時に動くことになる。

子供の頃、節分の夜は家族全員で決まって豆まきを行っていた。照明を消し各部屋の窓から外に向かって豆を撒く。まず親父が「鬼は外~、福は内~!」と大声で叫びながら豆を撒き、僕と妹がその後に続く。お袋は近所迷惑だと困っていた。豆まきが終わると、照明を消した暗い部屋に豆を撒き、豆を手探りで探して歳の数だけ食べていた。今の僕の歳では沢山の豆を食べなければならない。当時を思い出すと懐かしい…。

2025年01月31日

先週、小春日和の暖かい日が続いたので、愛犬Q次郎は犬用の服を着ずに散歩に出掛けたが、今週は一変し真冬の寒さで雪の日が多く散歩には出掛けず、Q次郎をお風呂に入れた。犬用のたらいに湯を張りQ次郎を中に入れると目を閉じて大人しくしている。まるでカピバラのようだ。「Q、暖かくて気持ちいいやろ!」

ところでトランプが大統領に就任して約2週間経つが、早速、トランプは中国やメキシコ、カナダなどを相手に高関税を掛けると脅し必殺トランプ流の取引(ディール)が始まった。中国へは追加関税も視野に貿易慣行の調査に着手し、2国間交渉も匂わせ揺さぶりを掛けている。トランプの言動はいつも規格外で耳を疑うエピソードで溢れているが、トランプは若い頃から規格外の怪物だったのだろうか…。

トランプの大統領就任に合わせ「アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方」という映画が公開された。この映画はトランプの若い頃を描いた衝撃作で、トランプ本人は「嘘っぱちで品のない映画。安っぽくて攻撃的で、ヘドが出るほど悪意ある中傷だ」ときつく非難し、トランプ支持者まで公開阻止に動いた映画が、トランプが怪物へと変貌を遂げる姿がエモーショナルに描かれている。

映画のストーリーは、若いトランプは不動産業を営む父親の下でビジネスの世界に飛び込む。やがて父親の経営する不動産会社が政府に訴えられ、破産寸前まで追い込まれた頃、トランプは政財界の実力者が集まる高級クラブで、悪名高き辣腕弁護士ロイ・コーンと出会う。弁護士ロイ・コーンは大統領を含む大物顧客を抱え、勝つためには非道な手段を平気で選ぶ冷酷な男だが、駆け出しの“ナイーブなお坊ちゃん”だったトランプを意外にも気に入り、トランプに勝つための「3つのルール」を伝授する。そのルールは1.「攻撃、攻撃、攻撃」、2.「非を絶対に認めるな」、3.「勝利を主張し続けろ」という冷酷非道なもので、脅迫、盗聴、「勝つためには何でもやれ」という違法行為も辞さない教えだった。

トランプはロイ・コーンの指示に従い、やがて多くの事業を成功させ、遂にロイ・コーンさえ思いもよらない怪物へと変貌していく。

僕は窓この映画を観ていないが、この映画のように時として人は人生のターニングポイントで、その後の人生を大きく左右する出会いがあるように思う。その出会いが、善良なものか邪悪なものか、それは時間が経過し振り返ってみないとわからない。そして善良な出会いは自分を高めポジティブに行動しないと訪れない。

2025年01月24日

いよいよドナルド・トランプがアメリカ大統領に就任した。首都ワシントンの連邦議会議事堂で行われた就任式の演説で「米国の黄金時代が今始まる」と表明したが、果たしてアメリカに黄金時代が訪れるのだろうか?世界がグローバルに繋がっている現代は、ひとつの国だけが豊かになることは難しく、世界規模で豊かさを追求し努力することが必要ではないだろうか。

ところで大手企業を中心に優秀な人材を獲得するため新入社員の初任給を引き上げる動きが相次ぎ、初任給が30万円を超える企業が出ている。深刻な人手不足により新卒採用は売り手市場で、大手企業による人材獲得競争が激しさを増している。

企業は付加価値に占める人件費の割合を示す労働分配率から判断し、基本的に給与の原資は一定で、初任給が上昇すれば既存社員の賃金を抑え帳尻を合わせることになる。そのため初任給が上昇した分、中堅社員やベテラン社員の賃金を据え置くか、もしくは昇給幅が減少することに。高度成長期のように企業業績が右肩上がりに伸びていれば、社員全体の給与も上昇するが、経済が成熟し衰退に向かっている現在では企業は高い業績は見込めず、給与の原資の伸び代は小さい。

企業は既存社員の給与額を減らすと社員からの反発が起きるので、多くの企業は人件費の総額を維持するため昇給率を減らし、昇給・昇格する人数を減らすなど気づかれないように既存社員の人件費を調整している。つまり企業が望む成果を出した社員は昇給するが、そうでない社員は昇給しにくい状況が続く。

高い初任給で入社した新入社員も1年後には既存社員になるので、成果を出し昇給対象者の枠に入っていないと、将来、給与は上昇しないだろう。逆に昇給しないことは成果を出せていないか、会社が期待する仕事ができていないということになる。

そこで昇給がないと自分自身の経験・スキルを認めてくれる企業に転職を考える。しかし転職先でも成果を上げて昇級対象者の枠に入ることができなければ結果は同じだ。

「アメリカ ファースト!」トランプ氏のお馴染みのフレーズだが、まずは目先の高い初任給に目が眩むことなく、「自分 ファースト」で基本を学び、自らの力で道を切り開くパワーとスキルを身に付け、人に信頼され愛される人間性を養わなければならない。そうしなければ将来、自分が望む昇給はないだろう。

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