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2014年12月05日

日本のエアバックメーカーのタカタが社会問題になっている。
エアバックは事故などの衝撃を吸収し、人体を守るために開発された装置だ。しかしタカタのエアバックは作動した際、エアバックの内部から金属片が飛び出し、人体を傷つけるという。そしてそのことで死亡事故まで起きており、日本やアメリカでタカタ製のエアバックを搭載した自動車が大型のリコールに発展している。

タカタの業績は好調だったが、このリコール問題で株価は下がり一気に半値になってしまった。報道に取り上げられるほどの大きな不祥事が起こると、その企業の株価は暴落してしまう。今後、失った信頼を取り戻すことができれば、株価は再び上昇していくだろう。しかし信頼を取り戻すことができなければ、株券は紙くずになってしまう恐れもある。

最近、株の話題で盛り上がる取引先の方がいる。先月、僕は彼に雑談の中で気になっている銘柄を話した。その後、彼は僕の話した銘柄をいつの間にか購入し、一定期間保有した後、利益を確定させ売却したそうだ。

また彼にタカタの件を話すと、
「テレビショッピングですか?」
と彼は理解できない様子だった。
「違うよ!今リコールで問題になっているエアバックのメーカーで…」
彼はエアバックメーカーのタカタのことを知らなかった…。
事情を話し、もしタカタが今の危機を乗り越えることができると、今の株価は上昇し、かなりの利益を生むだろう。でもかなり時間もかかり、リスキーな銘柄だと僕は彼に伝えた。

その後、彼からメールで連絡があった。
「タカタ参戦しました!」
彼はタカタの株を収得したのだ。
僕は驚いた!!

僕は慎重に分析をしながら購入時期などを伺っているのに、彼は僕の言った銘柄を、さっと購入してしまう。
「案ずるより産むが易し」という諺があるが、彼を見ているとその方が正しいのかもしれない。考えすぎて手を出さないのか、あまり考えずに手を出すのか…。

きっとどちらもリスクはあるが、あまり考えすぎると機を逃してしまうのかもしれない。

written by マックス

2014年11月21日

書店にカレンダーや手帳の販売コーナーが増えてきた。
僕は手帳を購入する際、週の始まりの曜日が日曜始まりの物を購入するようにしている。理由は殆どのカレンダーが日曜始まりなので、カレンダーに合わせてそうしている。

電話を掛けながら、とっさに卓上のカレンダーでスケジュールの確認をすることがある。電話を終え手帳に予定を記入する際、カレンダーと手帳の週の始まりの曜日が違うことで曜日を間違えたことがある。とんでもない初歩的なミスだ。

お取引先の方から電話があり、

「待っているんだけど、あとどのくらいかかりますかね~?」
慌てて手帳を見ながら、
「えっ、アポは明日じゃなかったですか?」
お取引先も電話の向こうで手帳を見ているようだ。
「今日ですよ!」
「え~つ、そ、そうですか!今から直ぐそちらへ向かいます!!」
「…」

カレンダーや手帳の日にちや曜日をまとめた枠を「玉組」という。
例年、あるお得意先のカレンダーを制作し納品させて頂いている。玉組の祝日や曜日など間違えることは許されない。印刷工程に移るまで何人ものスタッフが細心の注意を払い、何度もチェックしている。チェックには市販されたカレンダーなどを購入し徹底して行っている。

今年も、そろそろ制作したカレンダーが納品の時期になる。このカレンダーを受け取った方が幸せになるよう、こっそり休日を1日追加しても良かったかもしれない(笑)

一年は本当に早いなぁ。

written by マックス

2014年11月07日

僕の父が勤めいた会社を定年退職で辞めたのは55歳だった。その後、自分の気に入った仕事を5年ほどやり、60歳でその仕事もきっぱり辞め、その後、悠々自適に暮らしている。

年金財源は余裕が無いので支給額も随分と減り、受給年齢も上がっている。政府は国民に高齢になっても健康で元気に働くことを促しており、65歳まで定年を引き上げ、さらに高齢者雇用制度などと謳い70歳まで働くことを推奨している。いずれ政府は75歳や80歳まで働くべきだと言い出すのだろう。

「70歳まで働くの?」

よく一生現役などと言うご年配の方がいる。ましてや一生青春などと言っている方もいる。
その方にとやかく言う気はさらさら無いが、きっぱり言わせていただきます。

「僕は嫌です!」

冗談じゃない。たった一回の人生を働き蟻のように働き続けて一度の人生を終わりたくない。やりたいことは山ほどある。世界だって行ったことのない国の方が遥かに多い。そもそもいくつまで生きられるのか分からないし、やっと自由になった時に病に倒れ、余命を宣告されるかもしれない。しかも70歳過ぎて世界の秘境などに出かけられわけがない。

「三浦雄一郎さんは80歳でエベレスト登頂に成功してるぜ!それに『アルプスのハイジ』に出ていたアルムおんじは当時70歳だったらしいが、あの歳でアルプスの山の中で働きながら暮らしていたぜ!それにクララまで背負って山を何度も登ってたぜ!」

体が動くうちは働くべきだと言われても、動かなくなったら何もできないし、どこにも行けない。高齢になってもそんなに働かなければならないのだろうか?

ふと、ハイジの主題歌を思い出した。
「教えて~おじい~さん♪教えておじいさん♪教えて~♪」

written by ダニエル

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